てん茶を石臼で挽いてつくられる抹茶は、
茶の湯でおなじみです。
てん茶を出荷する直前に石臼で挽いたものが「抹茶」となります。

お点前(おてまえ)における濃茶(こいちゃ)用の抹茶は、
以前は樹齢100年以上という古木から摘採した茶葉が使われましたが、
近年は濃茶に適した品種(さみどり・ごこう・あさひ・やぶきたなど)の選定や、
肥培管理・被覆期間などの検討を行い、良質なものが濃茶用とされています。
また、薄茶(うすちゃ)用の抹茶は濃茶に対して粗茶とされていましたが、
現代ではお茶といえば薄茶のことで、濃茶は茶事以外のときは特に濃茶というのが一般的です。
お茶として飲む以外にも、お菓子や料理などで利用されます。