大谷記念美術館◆美術館

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西宮市大谷記念美術館


大谷記念美術館、正式名称 西宮市大谷記念美術館は、
その名の通り、西宮市内にあります。



閑静な住宅街の中にひっそりとたたずみ、あまりにも土地に馴染んでいるので、
気をつけないとうっかり、大谷記念美術館を見過ごしてしまいそうになります。


入口近くにすぐホールがあるのですが、
そのホールのガラス窓越しに、
日本庭園が目に飛び込んできます。



ホールの窓は、全面ガラス張りで何面かで仕切られており、
それは、まるで屏風絵を見ているような錯覚に陥ります。




閉館時間の約1時間前に入館してしまったことと、
初冬だったこともあり、
庭園がうっすらとセピア色に輝いていました。




何だか懐かしくて、暖かくて祖父が生きていたころのことを思い出してしまいました。

タイムマシンに乗る間もなく、タイムスリップした感じでした。


大谷記念美術館がもと邸宅だったからでしょうか。


人の温もりを感じます。




幼少の頃を思い出しながら、庭園の小道を歩いたり、
野外に設置されている作品を鑑賞しました。



もう、5、6年も前のことなので、その時展示されていた絵画が
なんであったのかはすっかり忘れましたが、
庭園の雰囲気や空気のことはよく覚えています。



時間がないから、余計にそう思ったのかもしれませんが、
「ずっとこの空気に埋もれていたい」と思いました。






大谷美術館にはもう一箇所、居心地の良い場所があることが後程わかりました。

敷地内にある”離れ”ですが、丸一日の貸切料金は7000円なんです。


大谷氏の居住スペースだったところを、壁面を修復しただけで部屋の構造はほぼ
当時のままのこされて、今、利用されているそうです。


今度は離れに座って、障子越しに庭を眺めてみたいですね。




そして、これもまたあとで美術雑誌で読んだのですが、
こちらの美術館には、いわくつきの絵が収蔵されていました。



クールベの「眠る草刈り女」という作品なんですが、同じ構図で描かれた絵が
ジャン=フランソワ・ド・トロワという作家の作品にあったそうです。


そのため、一度はクールベの作品かどうか疑われたのですが、
(最近もこれによく似た話がありましたね)
その後の研究でクールベの作品だということが判明したそうですよ。


そういったことを念頭に入れた上で、鑑賞してみるのも面白いですよね。





どこかやさしく懐かしい空気が感じられる西宮市大谷記念美術館に

一度、足を踏み入れてみてください。




車で行かれるよりも電車で行かれて最寄駅から、
ブラブラと歩いて行かれてみてはいかがでしょうか。





西宮市大谷記念美術館
兵庫県西宮市中浜町4-38






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