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佐川美術館 |
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佐川美術館は、琵琶湖を望む美しい自然に囲まれた
滋賀県 守山市にあります。 |
以前から、知人に佐川美術館を勧められていたので、
今回ようやくその機会を得ました。
佐川美術館は、二棟に別れています。
周囲を水に囲まれ、
まるで水盤に浮かんでいるかのようでした。
(琵琶湖伴だけに、水のイメージなのでしょうか)
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水面に浮かぶ鹿の彫刻を横目に
通路を進んでいきます。
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佐川美術館では、日本画家の平山郁夫氏と
彫刻家の佐藤忠良氏の中心に展示されています。
今回の企画展は、「広重 二大街道浮世絵展」。
浮世絵を間近で拝見する機会が今までなかったので
ぜひ見てみたいと思っていました。
まずは、平山郁夫展示室から足を進めます。
「平和の祈り」と名付けられた日本画の展示室では、
仏教伝来をテーマに「シルクロードシリーズ」を描き続ける
平山郁夫氏の作品をテーマごとに展示されていました。
柔らかな光の中で、平山氏がライフワークとして
追い求められたシルクロードシリーズを拝見していると
御年を申し上げるのは失礼ですが、
70歳を過ぎてその精力的な画家活動にはただただ驚かされます。
平山氏ご自身 広島での被爆体験がきっかけで、
「平和を祈る心」を仏教伝来の道シルクロードに重ね合わせ、
昭和43年以来「シルクロードシリーズ」を描き続けらています。
平山氏の本、「生かされて、生きる」の本を読んだことが改めて思い出され、
人は皆、生かされて、生きるのだと思わされます。
私のライフワークとは何なのかと考えさせられました。 |
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ミュージアムショップで購入したポストカードです。
この絵が展示室で一番、私の心に響きました。
何かこの絵から崇高なものを感じちゃったんです(*^_^*) |
続いて、佐藤忠良展示室です。
「ブロンズの詩」と名付けられた彫刻の展示室も
分かりやすくテーマごとに展示されていました。
子供や女性をテーマにされた彫像には、
肉感的な強さは感じられず、
柔らかな曲線と共に温かみが感じられました。
今まで私が見てきた彫刻のイメージと少し違いました。
ブロンズという素材がそのように感じされるのか、
より肉感的で力強く、時には冷酷で人を寄せ付けないほど美しい・・・。
モデルを見る作家の目線が、その作品が造りあげるとしたら、
佐藤氏の温かい眼差しがその作品を通して私にも分かりました。 |
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続いて、広重の「東海道・木曾街道 二大街道浮世絵展」です。
印象派の画家達が、多大なる影響を受けたという日本の浮世絵。
とくにゴッホの「タンギー爺さん」という作品の背景には
無数に貼られた浮世絵が見られます。 |

タンギー爺さん
(ロダン美術館所蔵) |
一般に浮世絵といえば、多色刷りの木版画(錦絵)を想像されますが、
肉筆画なども含まれるということは知っていました。
が、木版画と肉筆画の違いが最初分かりませんでした。
見ていくうちに、枠線から色がはみ出ているのが木版画なのかなぁ・・・
と、思う程度ですが^_^;
浮世絵は、版画であるために、多く刷り上げることができ、
草双紙や絵巻物、また瓦版(新聞)の挿絵の役割も果たしたそうです。
絵暦と呼ばれるカレンダーの制作も行われ、
絵の中に数字を隠すなど様々な工夫を凝らしたものが作られたそうですよ。
現代の美術展等のように額に入れて遠目に眺めるものではなく、
大衆文化の一部として、手に取って眺め愛玩されました。
また、はっきりした図柄と大胆な構図、
影の表現を持たないこと等が表現上の特徴としてあげられています。
それと、遠近法があるのかないのかよく分からず、
平面的でなんか違和感が感じられるのも私なりの浮世絵に関する感想です。
日本の文化が西洋で花開き、
そして、また改めて日本で認められる・・・。
自国の文化というものは、慣れ親しみ過ぎて分からないのか、
それとも自分達が外国のものに傾倒しすぎているのか分かりません。
が、世界的に有名なマネやゴッホが日本の浮世絵の影響を受けたこと、
ここ数年、アメリカ人コレクタープライス氏によって集められた伊藤若冲にしろしかりで、
もっと、自国の文化を改めて学ぶべきなのではないかと思わされた企画展でした。
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美しい琵琶湖を望む、近江 守山の地にある佐川美術館。
初夏の日差しに水面がキラキラと乱反射し、
それらに囲まれ、また、それらの上に浮かぶようにして
建てられていた佐川美術館でした。
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佐川美術館
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
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