東京都庭園美術館◆美術館

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東京都庭園美術館


東京都庭園美術館は、白金台にあります。



昨年の冬に初めて訪れたのですが、
その日の東京は、記録的な大雪が降り続いた翌日でした。



周囲一面が真っ白な中、慣れない雪に足元をとられながら、
正門から延びる、緩やかにカーブした道を歩いて行くと、
東京都庭園美術館がそこにありました。




今回はマイセン展を目当てに、東京都庭園美術館を訪れました。


京都庭園美術館の正面玄関で、
妖精のように美しい女性達に出迎えられました。


ガラス作家でもありジュエリー作家でもある、
ルネ・ラリックのガラスのレリーフです。

花手綱を手にした4体の女性像が、ガラスから浮き立っていました。




もともとラリックの作品が好きで、
一時期はラリックのデザインだからという
理由だけで香水を選んでいたほどでした。


今回見たラリックの作品は、今までに見たどの作品よりも
優美さに溢れていて思わず、ため息が出るほどでした。




入ってすぐの次室には、”噴水塔”と呼ばれる
白磁の大きなオブジェがありました。


文字通り、噴水装置が取り付けられていて、
あふれ出た水が器の側面を伝い落ちていきます。




館内の方にお聞きしたのですが、頭部にある渦巻状の内部には電球が組み込まれていて、
その電球の熱を利用して、その昔、屋内に香水の香りを漂わせたことから、
別名 香水塔とも呼ばれるそうですよ。





マイセンの作品がところ狭しと展示されているなか、元 朝香宮邸の
館内装飾の素晴らしさに度々目を奪われました。

正面玄関の床には、モザイク状のタイルが敷き詰められ、階段は大理石で、

手すりはブロンズ製の幾何学模様・・・。





最もモダンな印象を受けたのは、2階のベランダです。

床には、白と黒の大理石が市松模様に施されていました。



そして、そちらの窓ガラスからは庭が見下ろせます。

庭一面の雪、誰かがつくった雪だるまがいくつか見えました。



1933年に建てられた朝香宮邸、アール・デコの粋が散りばめられていました。
マイセン目当てに訪れたことを

忘れさせてしまうほどの東京都庭園美術館。




ある意味強烈な個性を持つこの空間で、建物と展示作品との調和、
あるいはぶつかり合いをどう面白くみせるかという、
学芸員側からの緊張感も楽しまれてみてはいかがですか。








そして、こちらの美術館のスタッフの方全員、
今までに行ったことのある美術館のどこのスタッフよりも、
自分達のいる東京都庭園美術館を愛してやまないという思いが伝わってきました。



館内にいらっしゃる係りの方に一度、話かけてみてください。


ご高齢の方が多かったように思いますが、館内装飾についてお聞きすると
皆様、とても愛おしげにお話なさいますよ。





東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9







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