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ゴス/ゴシックとは?
今、活動中の作家達による 性、暴力、誕生、成長、老、死を連想させる絵やオブジェや映像。 東京や大阪を闊歩するアンティーク・ドールのようなドレス姿の少女や 夜の街に集う黒く着飾った若者達の写真パネル。 ですが、順に追って見ていくうちに思うことが・・・。 死や病に向けられている視線も退廃的なイメージも 見る側の神経を逆撫でさせるような感覚も それらは、古今東西ある芸術・・・。
「ゴス展」の作家、彼らの表現の中には、 退廃的な感覚や神経を逆撫でさせられる感覚も含めて全てに、 ”今”という時代が凝縮されていました。 私は大阪に住んでいますが、 ミナミ界隈を闊歩しているゴスやロリータやゴスロリファッションの方々を見て 私とは違う好みであって、 それが文化、ひいては芸術だとは思っていませんでした。 ![]() でも、よくよく考えてみたらファッションは文化であって芸術でもあるんですよね。 「ふ〜む、なるほど・・・」と思いました。 正直なところ、この企画展「ゴス展」に共感はしませんでした。 が、この企画展を見たことによって 既に評価が定まっている画家による絵だけを見るのではなく、 改めて自分の目で文化・芸術に触れなければならず、 触れていこうと思いました。 今まで色々な美術館に出向いて行きましたが、 横浜美術館の企画展、面白かったです。 最初は、神経を逆撫でさせられるような不愉快さは隠せませんでしたが、 見ていくうちに自分の固定概念が少しずつ崩されていき、 頭が柔らかくなっていったのが自分でも分かりました。 とても、感慨深い有意義な時間を過ごせました。
グランドギャラリー 階段上に設置されたオブジェ。
そして、写真収集室を見て回りました。 エッシャーやマグリットの絵を楽しみにしていたのですが、 先程の企画展の印象が頭から離れずにいたので楽しめませんでした。 「ゴス展」で感じた不愉快さが常設展を穏やかな気分で見ることをさせなかったのか・・・ それと、企画展と常設展の見せ方の違いにとても違和感を感じました。 係の方にお聞きしたところによると 企画展と常設展の担当者は違うとのことで合点がいきました。 なるほど! 担当者が違うことのほかに 企画展が現在活躍中の作家達によるもので、 常設展は故物故作家達によるものという理由からも違和感が感じられるのでしょうか。
横浜美術館に足を運べば、企画展と常設展との対比から またきっとその都度、新たな感性に気づかせてくれることでしょう。
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